ポケットコイルの製造装置
自社開発のツインコイラー方式によるポケットコイルの製造装置が本格稼動
任意のコイル配列パターンが自動的に造れるツインコイラー方式の製造装置が広島県八千代工場で本格稼動しています。
八千代工場はポケットコイルなどスプリング製造を一手に引き受けるドリームベッドの主力工場として、スプリングの製造能力日本一をめざし、新しいポケットコイルの製造システムの開発を行ってきました。
ツインコイラー方式の特徴は、2台の異なるコイルリングマシーンから線径と弾力性の異なる2種類のコイルをシューター部に搬送し、シューター部の扉の開閉をコンピュータで制御・管理することにより、任意の組み合わせパターンのスプリングシートが製造できる点です。
2種類のコイルを任意で組み合わせる製造装置の開発(日本では特許登録第3825027号で特許取得済み)は、おそらく世界で初めてです。
装置の概要
コイリングマシーンを2台それぞれ異なる線径のコイルをシューター部に搬送し、 シューター部の扉の開閉を制御コンピューターによりコントロールすることで、 線径の異なる任意の組み合わせパターンのスプリングシートを製造することができる。
開発といえば…
八千代工場で稼動しているほとんどの機械は、スプリングマシーンのメーカーの機械を使うのではなく、部品から組み立てながら自社で開発しています。
今回のツインコイラーの方式は、試行錯誤を繰り返しながら、お客様に喜ばれるスプリングマシーンの自社開発をモットーにするドリームベッドの面目躍如といえます。