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デザイン部門 受賞作品発表

第1回ベッドデザインコンテストに関して

夢をはぐくむ一人ひとりに、快適で美しい暮らしを提供することを基本理念にしているドリームベッドが、一般の皆様方から広くデザインを募集した「第1回ベッドデザインコンテスト」に多くのご応募をいただき感謝申し上げます。

グランプリを受賞したデザインは、審査員の皆様がこのデザイン募集の質を高めるために「今の技術での商品化は難しいが、質の高いコンテストに育て上げること」をコンセプトに選出した結果です。このデザインを商品化する技術的な困難さは、伸び縮みさせる構造は技術的に可能なものでしたが、伸ばしきった状態で人が横たわった時にはしっかりと体を支えるベッドになり、また、縮んだ状態ではソファとして座っても支えうる、伸び縮みする生地の開発にありました。現状の技術では、商品化は難しくプロトタイプモデルを作るのが精一杯でしたが、今後デザイン提案をしていただいたイメージ画像のように簡単に伸び縮みする生地が開発されれば、すばらしい生活文化が創出できます。技術進展に伴って近い将来、商品化できるチャンスが来るものと楽しみにしています。
準グランプリにつきましては、商品化を前提にプロトタイプモデルを完成させました。新鮮なフォルムとLED使いの提案が新しい眠り文化の方向性を示しています。

私たちドリームベッドは、ベッドが人生の1/3、なくてはならない道具であるとともに、健康生活をかたちづくる要素として、機能の創造や美しいデザインが常に要求されると考えています。今後も継続してベッドデザインコンテストを開催して参る所存です。これからも多くの人に愛されるような素晴らしいベッドデザインのご応募をお待ちしております。


応募総数 260件
応募期間 2009年5月15日〜7月15日
審査員

寺原 芳彦 氏
マダム路子 氏
芥 真木 氏

プロフィールはこちら

懸賞

グランプリ 1名/賞金5万円及び応募作のオリジナルベッドを製作しご提供
準グランプリ 1名/賞金1万円及び応募作のオリジナルベッドを製作しご提供
佳作 5名/記念品


※受賞作品をクリックすると、詳細が拡大で表示されます。

グランプリ

小針 淳志様(神奈川県・カーデザイナー)

作品コンセプト

phenon-省スペースと大型ベッドの両立

【phenon-省スペースと大型ベッドの両立】
「一人暮らし用のベッド」布の持つ張力の加減によって“ごこち”の変化をコントロールできるベッド。“ごこち”とは寝心地や、座り心地、寄りかかり心地の柔らかさのレベルで、その“ごこち”を張力でコントロールできます。またスペース効率を考慮しソファとしても使用できます。その両脇にあるループの幅でベッドから2人ソファ〜1人ソファまで可変し、それぞれの快適レベルを張力でコントロールできます。

グランプリ 受賞コメント

準グランプリ

野村 悠 様(東京都・デザイナー)

作品コンセプト

Torch-ベッドで本を読むときなどに明るさをもたらすベッド

【Torch-ベッドで本を読むときなどに明るさをもたらすベッド】
就寝前、くつろいだ気持ちで本を読む事は多様にあると思います。そんな時のために、手元を明るく照らしてくれるライトをベッドフレームに収めたこのベッドを提案します。灯りをともすという機能だけでなく、従来のベッドとソーディングライト(家具+家具)というインテリアの関係をシンプルに見せることができます。直接光ではなく間接光にする事により、柔らかい光を生みだします。

準グランプリ 受賞コメント

佳作1

T・T様(大阪府・31歳・デザイナー)

作品コンセプト

【ku-en】

【ku-en】
赤ちゃんは親に抱かれ、ゆったりと揺られながら眠ります。誰もが本能的に安らぎを感じ、普遍的な快適さを得られるのが、ゆったりとした周期の揺れです。「体を包み込むこと」と、「揺れる」という感覚を直感的に伝えるため、「手」を抽象化した、有機的な形状のセカンドベッドです。このセカンドベッドは、眠ることに加え、起きている時間を快適に過ごす役割を担います。ソファーよりも柔軟に、寝転がることや座ることをサポートします。左右非対称となっているのは、さまざまな姿勢をサポートするためです。素材は籐で、使わない時には、壁に立て掛けることができます。また、冬にも快適に利用できるよう、暖かいカバーをかけて使用します。カバーに使用する素材や柄を選ぶことで、ユーザー固有の仕様となり、より愛着を高めることにつながります。

佳作2

M・A様(奈良県・42歳・自営業)

作品コンセプト

すごせるベッド

【すごせるベッド】
「ベッドで長く心地よく過ごせる」ことをコンセプトとした、テーブルと一体化したベッド。テーブルが邪魔にならず収納でき、シングル・ダブル・クイーン・キングとサイズを問わず展開が可能です。テーブル部のレールに直流電気を流し、配線を気にせずテーブル部を動かすことができます(コンセントからの交流電気を直接使わず、直流電気に変換して電気スタンドのハロゲンまたはLEDを点灯。感電の心配がない)。テーブル部を中央に配置することで、布団のズリ落ち防止効果があります。

佳作3

M・M様(滋賀県・30歳・デザイナー)

作品コンセプト

Bed with a slim storage

【Bed with a slim storage】
ヘッドボードに本棚と小さな収納がついたベッドです。コンパクトな住空間の日本の住まいにおいて、このような小さな収納はとても有効です。奥行15cmのクッションを兼ね備えたヘッドレストは可動式になっており、ヘッドレストをサイドにずらすと、引き出し式の収納が2つ現れます。ヘッドボードの天板にも凹みがあり、雑誌やテレビのリモコンを収納することが可能です。

佳作4

M・H様(東京都・35歳・個人デザイン事務所勤務)

作品コンセプト

STANDARD+

【STANDARD+】
主張しすぎないクリーンなフォームのベッドフレーム、ヘッドボード、脚というシンプルな構成と張り地の組み合わせによって、多様な室内空間や生活者の要求に合わせやすい自由度の高いベッドをデザインしました。張り地は布地の他に皮のオプション、脚はナチュラルオークとブラックオークフィニッシュです。サイズは長さ2230mm、幅シングル1290mmダブル1660mm、ベッド高が200mmと脚付が330mm、ヘッドボードの高さは500mmです。高品質な基本、基準を組み合わせるという意味を込めSTANDARD+(スタンダードプラス)と名付けました。

佳作5

H・T様(千葉県・32歳・会社員)

作品コンセプト

BED SIDE

【BED SIDE】
“BED SIDE”のマットレスの下の部分には2つの機能が納められています。それは小さなテーブルと椅子の背もたれのようなクッションです。これらは引き出すだけで簡単に使用することができ、背を預けてリラックスしたり、サイドテーブルに飲み物を置いてテレビを見たりして過ごすことができます。いつも無意識で座っていた場所が、まるでサイドテーブル付きのソファーのように過ごせる空間へと変身するのです。「ベッドサイドに新たな機能と価値を」これが私の提案です。

最終選考作品

こちらでご覧いただけます。

寸評および選考経過

第1回ベッドデザインコンテストに、たくさんのご応募をいただき、心より感謝申し上げます。デザイン部門は「実際に製品化できる仕様のもの」という、これまでにない形でのコンテストです。コンテスト事務局では、仕様に制約のあるぶん、応募数に影響があることを心配していましたが、実際は予想を上回る多くの応募が集まり、たいへん喜んでおります。

今回のグランプリは、小針 淳志様の「phenon」という作品で、新しさを感じさせるデザインと仕様が、グランプリに選出された理由です。準グランプリ、野村 悠様の作品は、実際に製品化しやすい、たいへんシンプルな美しい形状のベッドです。ただ、この作品のポイント部分であるライトのタイプ(蛍光灯にするのかLEDにするのか)や、点灯するためのスイッチの位置などの記載がなく、作品としては、もう少し詰めが必要だと感じ、準グランプリとなりました。

佳作で選ばれた作品も、それぞれに魅力があり、またデザインボードの見せ方や仕様の説明方法など、プレゼンテーションの素晴らしさにも目を奪われます。画像をクリックすれば、拡大画像をご覧いただけますので、ぜひそれぞれの作品を楽しんでいただきたいと思います。